商品コード:1421-056[ARION] レ・ミュジシャン・ド・パリ/ 18世紀チェロ曲集/伝J.C.バッハ(カサドシュ真作):Vc協奏曲ハ短調, ヴィヴァルディ:2Vc協奏曲RV.531, アルビノーニ:協奏曲イ短調Op.5-5
商品コード: 1421-056
商品詳細:「18世紀Vc曲集」というタイトルの協奏曲集。A面のクリスチャン・バッハのVc協奏曲ハ短調は録音当時はクリスチャン・バッハの作品とされていたが、現在ではアンリ・カザドシュ(Henri Casadesus, 1879–1947) が「J.C.バッハ風(in the style of J.C. Bach)」に作曲したパスティーシュ(様式模倣作品)と考えられている。原曲はヴィオラ協奏曲として1947年頃Salabertから出版され、その後チェロ版も広く演奏・録音されている。したがってJ.C.バッハ作品としての正式な作品番号W番号などは存在しない。聴いた印象はクリスチャン・バッハの作品であっても違和感のない作品である。 B面のヴィヴァルディ:2Vc協奏曲はRV 531であることが判明した。ソロはジャン・ステヘンガとイヴェット・ミリオの二人がチェロを弾くオリジナル作品。B面2曲目のアルビノーニ:協奏曲Op.5-5は5声の協奏曲集Op.5~第5曲でソロは5声あるので協奏曲というより合奏協奏曲である。正確にはヴィオリーノ×2、ヴイオラ×2、通奏低音×1の5台の弦楽器と管弦楽のための協奏曲である。アルビノーニにはは12曲セットの5声の協奏曲集はOp.7・Op.9・Op.10と多数あり、Op.5はヴァイオリンと通奏低音のための12の協奏曲(1907)とされることもある。演奏のレ・ミュジシャン・ド・パリ( Les Musiciens De Paris)はクイケン兄弟たちの「レ・ミュジシャン」とは全く別の団体で、1970年代のフランス・レーベル Arion にしばしば登場する室内オーケストラ(器楽アンサンブル)の名称である。この団体は 固定メンバーを持つ独立した常設団体というよりも、1966年頃Arion の録音のために編成された演奏グループ名として使われていたと考えられる。この録音ではジャケ裏写真に11人が写っている。主にバロックから古典派の協奏曲・室内楽を演奏。編成は弦楽主体で、作品に応じて管楽器を加える柔軟なもの。指揮者を置かず、独奏者がリードする室内オーケストラとして演奏する団体である。1969-70年頃のフランス録音でバロック作品に強いARIONの主要団体である。ステレオ期ならではのすっきりとしたスタイルで、これはどうも演奏者の成せる技に違いない。覇気があり、楽譜の読みが深い演奏で、ありふれた曲想でも優れた演奏によってこうも変わるという好例である。録音も文句なし。
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