商品コード:1421-054t[ETERNA] G.ライプ(br)/ シューベルト:美しき水車小屋の娘Op.25(全20曲)
商品コード: 1421-054t
商品詳細:ETERNAにしては、美しいジャケットに入る「水車小屋」。ソフトな歌手のギュンター・ライプ、録音はそう多くない。バリトンとしては少々テノール寄りの甘い声で、多くの方に受け入れられる声質だろう。ディースカウのようなクセがなく、何度聴いても飽きのこないタイプだと思う。特別な上手さというより心に響く素朴さが魅力の歌手。男性歌手の人気が出ず、まったく淋しい限りだが、こう言った名曲は一つは持ちたいと思う方に是非お薦め。ジャケットだけでも手元に置きたくなる。1964年頃のモノラル録音。バリトンのギュンター・ライプ(1927-2024)は旧東側のテューリンゲン州ゴータの生まれ。バス歌手で出演する場合もある。幼少よりヴァイオリンを学び、戦後はエアフルト音楽院で学んだ。1949年にはゴータ州立歌劇場管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者となる。その後、声楽へ転向し、ワイマール音楽院でアルフレート・ブロックハウスに声楽を師事。1952年に卒業し、ロッシーニ《セビリアの理髪師》のバルトロでデビューした。1957年からドレスデン国立歌劇場、1961年からベルリン国立歌劇場の専属歌手となり、東ドイツを代表するバリトンとして活躍した。ETERNAには欠かせないバリトン歌手である。国外への出演も多く、ボリショイ劇場パリ・オペラ座プラハ、ブダペスト、ソフィアハンブルク、ヘルシンキ、ストックホルムなどに客演している。1976年にはメトロポリタン歌劇場に《ニュルンベルクのマイスタージンガー》のベックメッサー役でデビューし、高い評価を得た。中でもモーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》 グリエルモ役、モーツァルト《魔笛》 パパゲーノ役、ワーグナー《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 ベックメッサー役、ロッシーニ《セビリアの理髪師》 バルトロ役などの評価が高い。オペラだけでなくオラトリオ、宗教曲、リートでも高い評価を受けている。明るく透明感のあるリリック・バリトン。重厚さよりも言葉の明晰さに優れる特徴を持つ。シューベルト:美しき水車小屋の娘でもドイツ語のディクションが非常に美しく、過度な劇性を避けた知的で抑えた表現が自然体である。ギュンター・ライプは、テオ・アダムのような英雄的・重厚なバス・バリトンとは対照的に、知性と端正さを備えたバリトンであった。地味な印象ではあるがETERNAの声楽録音を語る上で欠かせない存在だった。2024年3月、96歳で逝去した。このLPはギュンター・ライプの代表的なドイツ・リートLP!
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