商品コード:1421-050[ETERNA] L.ルートヴィヒ / マーラー:交響曲4番
商品コード: 1421-050
商品詳細:レオポルト・ルートヴィヒ(1908~1979)はモラヴィア出身の指揮者。ウィーン音楽院でエミール・パウエル(Emil Pauer)にピアノを師事し、南ドイツおよびチェコスロヴァキアのブルノの歌劇場で指揮者としての下積みの修行をした。1936年にオルデンブルク歌劇場の指揮者に就任し、1939年にウィーン国立歌劇場の首席指揮者を務めて声望を高めた。1943年からはベルリン市立歌劇場の首席指揮者となり、1951年までその任にあった。1950年から1971年までハンブルク国立歌劇場の音楽総監督を務め、1952年からイギリスのエディンバラ音楽祭やグラインドボーン音楽祭など、主要な音楽祭にオペラのエキスパートとして出場していた。ドイツ系のマイナーレーベルLPで時折目にする程度しか印象に残らない指揮者というのが実状だろう。ベルク「ルル」(1968年独エレクトローラ録音)などが有名である。日本での知名度は高くはない。1957年にはエミール・ギレリスのベートーヴェン「ピアノ協奏曲第5番・皇帝」の英COLUMBIA録音がある。当盤は当時DGGに籍を置いていた1957年にドレスデンsk.を振ることとなったDGG=ETERNAの共同製作録音である。発売はDGGが先行して1957年DGG:18 359 LPMにてリリースされた。ETERNA側では翌1958年に820 028で初リリースされた。録音はETERNA側が行ったと思われるが詳細不明である。ソプラノのアニー・シュレム(1929-?)もまた西側の歌手でありDGG録音が多い。ほかにELECTROLA、SUPRAPHONにも録音があった。レオポルト・ルートヴィヒはマーラーを得意としたが、L.ルートヴィヒのマーラー録音は4番・9番・「さすらう若人の歌」の3曲のみである。この録音は東ドイツでのマーラーの交響曲のセスタジオ録音第1号。ドレスデンsk.によるマーラーの交響曲のスタジオ録音第1号であった。さらに意外なことに、DGGが発売したマーラーの交響曲のLP第1号であるらしい。しかも録音場所は西ドイツではない。聴いてみると大地に足が着いたような安定感の高い演奏で、モノラルだが音質は極めて良い。安心して聴ける、甘ささえ感じるゆったりした演奏である。レオポルト・ルートヴィヒは意外にも早い時期からマーラーの交響曲の核心を掴んだ指揮者だったようである。ドレスデンsk.といえば1954年に有名な「エロイカ」を録音していて、自力録音・発売は可能だったはずであるが、わざわざDGGからレオポルト・ルートヴィヒを招聘した事実こそレオポルト・ルートヴィヒの実力の証明だろう。
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