商品コード:1421-010[HM] G.レオンハルト(cemb) / バッハ:平均律クラヴィア曲集 第2巻(全24曲)BWV.870〜893

[ 1421-010 ] Bach / Gustav Leonhardt – Das Wohltemperierte Klavier 2 / The Well-Tempered Clavier 2


通常価格:¥ 16,500 (税込)

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商品コード: 1421-010

作品名:バッハ:平均律クラヴィア曲集 第2巻(全24曲)/第1番ハ長調BWV870~第8番変ホ短調BWV877 | 第9番ホ長調BWV878~第16番ト短調BWV885 | 第17番変イ長調BWV886~第24番ロ短調BWV893
演奏者:G.レオンハルト(cemb)
プレス国:フランス, France
レーベル:Harmonia Mundi
レコード番号:HM 30850-2
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 箱入り3枚組, 3 single records in box
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:第1面7時に無音細スレ
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---独クリーム/黒×1(Vol.1), 仏黒/銀浅内溝×2(Vol.2/3), Mede in Germanyの刻印あり, 9時にGravure Universelle, グルーヴガード厚手, マトリクス:77183 A-1 /77183 B-1---以降省略, 1968年頃製造分・独Sonopressプレス, フラット盤存在せず, 独レーベルと仏レーベル交じるが何方も独Sonopressプレス
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---全面茶色クロス紙箱, ⓅⒸなし, 専用内ジャケット付き, ジャケ裏年号:なし(フランス最古), シリアル番号:000150
トピックス:1967年ドイツ・バイエルン州・ヴュルツブルク郡・キルヒハイム・フッガー城・糸杉の間(Schloß Kirchheim/ Cedernsaal)でのステレオ録音, 録音技師:Hubert Kübler, Kurt Hahn, プロデューサー:Dr. Alfred Krings, 使用楽器:J.D.ドゥルケンのモデル(1745年アントワープ)によるマルティン・スコヴロネク製・1962年ブレーメン(Martin Skowroneck, Bremen, 1962, after J.D. Dulcken, Anvers, 1745.)2段鍵盤, ドイツでは1968年頃独Harmonia Mundi:HMS 30850-2(クリーム/黒レーベル・布貼箱入り)にて初リリース, フランスでは1968年頃仏Harmonia Mundi:HM 30850-2(黒/銀レーベル・バラ×3/布貼箱入り)にて初リリース, これは初年度リリース分のバラ3枚セット, Vol.1のみドイツデザインのレーベルが交じるがプレスは全て(フランス盤含め)独Sonopress GmbH. Güterslohの工場でプレスされた, 1972年に第1巻が録音され1972-3年頃HM 20309-13にて第1/2巻(第2巻は圧縮再版される)が5枚組箱にてリリース, 第1巻の単売は存在しない, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:レオンハルトは第2巻を1967年に先に録音して、すぐグルーヴガード厚手盤で単独発売(独ではクリームレーベルの箱)した。その後1972年に第1巻を録音し、全曲が完成したところで5枚で全曲の箱が出た。第1巻の単独発売は存在しない。どちらもHarmonia Mundiが常時使用するドイツのバイエルン州シュヴァーベン地方キルヒハイム、フッガー城、糸杉の間スタジオ(天井などが黄金分割によって設計・施工され、コレギウム・アウレウム[黄金楽団]の名前の由来となった)にて録音。結局、第1巻は単発されず、箱を購入すると、第2巻がダブるが'70年代の薄いプレスとは、格段に異なるこの第2巻のオリジナルを無視する訳にはいかない。部屋いっぱいに芯のある輝かしいチェンバロの音が広がる。ほとんど小宇宙さえ感じさせるこの再生音は'70年代のプレスには出せない。使用楽器は第1巻が、パスカル・タスカンのモデルによるデイヴィッド・ルビオ製(1972年オックスフォード)、第2巻が、J.D.ドゥルケンのモデル(1745年アントワープ)によるマルティン・スコヴロネク製(1962年ブレーメン)。第2巻に使用したJ.D.ドゥルケンのモデルの方がやや地味な音色の楽器である。オランダのエディソン賞受賞録音である。ピアノで演奏した平均律クラヴィア曲集とは全く異なるイネガル奏法(頭の拍にアクセントを置いて引き伸ばすバロック音楽特有の奏法)を現代に復活させた立役者であると言われるグスタフ・レオンハルト。チェンバロならではの世界を見せてくれる画期的な古楽奏法で一世を風靡した録音だった。それまでのチェンバロによる平均律クラヴィア曲集はモダン・チェンバロで精神性を追求したランドフスカに代表されるスタイルが中心であった。その後ヴァルヒャ、リヒター、ルージチコヴァー、アールグリムなどが続くが、レオンハルトはそれまでの楽譜に忠実なスタイルを根底から変えてしまったといっても過言ではないだろう。このイネガル奏法による独自のアクセントは初めて聴いた人を驚愕させ、その後に続く奏者たちの一つのスタンダードとさえなった感がある。流れはスムースとは言えず、常に引っ掛かりを感じるこの奏法こそがレオンハルトの特長であり、一度このスタイルで聴いてしまうとそれが自然に感じられるようになるから不思議である。楽器の特徴もあるが、硬質で硬い印象を与える音色もまたレオンハルトの特長であると言える。その後台頭するトン・コープマン、ピノック、スコット・ロスらの演奏はレオンハルトよりスムースな流れであるが、充分にレオンハルトの影響を受けている。すなわちチェンバロによる平均律クラヴィア曲集にはレオンハルト以前とレオンハルト以降という区分さえ出来上がった印象を受ける。それだけこの録音は歴史に残る演奏であった。

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