商品コード:1421-006[DGG] E.ベルガー(s)/ ヴォルフ:メーリケ詩集(抜粋9曲)〜捨てられた女中さん, 隠遁, 春に, 妖精の歌 他
商品コード: 1421-006
商品詳細:E.ベルガーの初期プレスは、どれも高価になっている。特にこの盤のようなピアノ伴奏の歌曲集は貴重。英プレスだがDGGは英プレスも音が良く、独プレスより好む方も多い。ヴォルフを聴くというより、E.ベルガーを聴く事になる。彼女のクセがたっぷり出ていて、それが好きな方には大きな魅力になるはずだ。録音も非常に良い。ベルガーはドイツ・リートの基礎を築いた不世出のソプラノ。彼女が居なければ、世はイタリア・オペラに席巻されていただろう。フーゴー・ヴォルフの『メーリケ歌曲集』は、ドイツの詩人エドゥアルト・メーリケの詩に曲を付けた曲集で全53曲からなる大作。全53曲は宗教的なもの、自然、恋愛、そしてユーモラスなものまで多岐にわたる。エルナ・ベルガー( 1900 - 1990)はドイツ・ザクセン王国ドレスデン近郊のコッセバウデで生まれたソプラノ歌手。ドレスデン王立歌劇場の合唱団に入って学び、特にエリザベート・レートベルクの指導を受けた。1923年に銀行員として学費を稼ぎながらヘルタ・ベッケルとメリッタ・ヒルツェルの薫陶を受け、1925年にドレスデン国立歌劇場でモーツァルトの《魔笛》の童子役でデビューした。1929年から1933年までバイロイト音楽祭に出演している。1929年と1932年にベルリン市立歌劇場に客演として登場したほか、1935年からベルリン国立歌劇場で歌った。1934年から1942年まではロンドンのコヴェント・ガーデン歌劇場に度々客演し、1949年から1953年までメトロポリタン歌劇場にも登場した。1953年と翌年のシーズンのザルツブルク音楽祭に出演したのち、1955年にオペラからの引退を表明した。1960年から1971年までハンブルク音楽大学で教鞭を執る。リサイタルは1968年まで続けたが、その後も機会があれば歌声を披露していた。エルナ・ベルガーの功績はモーツァルトのコロラトゥーラ(「魔笛」の夜の女王など)の最高峰として名を馳せた。またオペラのほかに真っすぐで、全く濁りのない声はドイツ・リートにおいて美しさの極限を示すこととなる。エルナ・ベルガーの声は発声的な癖も発音的な癖も確かにある軽い声だが、ベルガーの持つ歌が聴く者を幸福にすることは確かである。この軽さこそがエルナ・ベルガーである。
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