商品コード:1414-051nb[VSM] P.トルトゥリエ(vc) A.チッコリーニ(pf) / ラフマニノフ:VcソナタOp.19, ショパン:VcソナタOp.65
商品コード: 1414-051nb
商品詳細:これより古いプレスの入荷は無く、オリジナルと思われる。1967年の録音。この2人はベートーヴェンでも共演していて、ピアノにチッコリーニが参加することで、トルトゥリエの静に対して、チッコリーニの動が作用し、音楽が生命感を持つようになる。ロマン派のチェロソナタ2曲。録音の多いトルトゥリエの中でも珍しい。彼は'80年代に入っても盛んに録音を続けたが、やはり古い方が良い。沈みがちな曲調に、チッコリーニのピアノが華を添える!ラフマニノフはチェロ・ソナタを1曲だけ書いている。ラフマニノフといえばピアノ曲のイメージが定着している。チェロ・ソナタは1901年の作。暗い情感とロマンティシズムに溢れた曲である。ピアノ・パートの比重が多いのは当然だろうか?ショパンのチェロ・ソナタは1846年に完成した。こちらもピアノ作曲家の書いたチェロソナタという点で共通している。ショパンはピアノとチェロのための作品を3曲残しており、そのうち2曲は青年期に書かれたものであるが、この作品は最後の室内楽曲であるばかりでなく、生前に発表・出版された最後の作品でもある。ピアノとチェロ両方に極めて高い技術が求められる上、主題労作や対位法などの技法が多用され、2つの楽器が協奏しながら融合するという形をとる。難解な部類に入る。こちらはピアノ・パートも優位に立つ重要なパート。チェロ奏者とピアノ奏者、両方に均等な力量が求められる。P.トルトゥリエ(vc)A.チッコリーニ(pf)というデュオは理想的であろう。ポール・トルトゥリエ(1914- 1990)とアルド・チッコリーニ(1925- 2015)は11歳の年の差があるが互いの音楽性は近く、何方もラテン系である。二人の録音は多くないが悪くない相性である。トルトゥリエは時に感情表現が濃厚になる傾向があるが、チッコリーニは適度な距離感を保ちつつ和声を明晰に支える為、全体が洗練された室内楽として成立する。フランス的均衡感を重視したチッコリーニがリードするバランス重視型といえるだろう。
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