商品コード:1414-039[HMV] M.ポリーニ(pf) / ショパン作品集/夜想曲4&5番, 7&8番, バラード1番, ポロネーズ5番, 英雄ポロネーズ
商品コード: 1414-039
商品詳細:DGG録音の前のHMV時代のポリーニ。1968年の録音。この人は最初から、機械のように正確で完璧なメカニックの持ち主というのが売りで世に出たので、ショパンと言えども、技巧的なスタイルである。1970年代に入ると、演奏家も聴衆も、そういった傾向を好むようになっていったのは事実だ。あのミケランジェリでさえ、自分のスタイルを時代に合わせていった。しかし、DGG時代よりは、ずっと味わいのある演奏だ。ステレオ・オーディオファイルプレス!マウリツィオ・ポリーニ(1942- 2024)はイタリア・ミラノ出身のピアニスト。1957年、15歳でジュネーブ国際コンクール第2位。1958年の同コンクールで1位なしの第2位。1959年の第1回ポッツォーリ国際ピアノ・コンクールで優勝。この他にも国際コンクール出場などで異才ぶりを騒がれていた。1960年、18歳で第6回ショパン国際ピアノ・コンクールに審査員全員一致で優勝。審査委員長のアルトゥール・ルービンシュタインが「今ここにいる審査員の中で、彼より巧く弾けるものが果たしているであろうか」と賛辞を述べ、一躍国際的な名声を勝ち取る。ショパン・コンクール優勝直後、弱冠18歳で収録された幻のショパン:練習曲集が存在するが、その後丸8年もの間、国際演奏活動から遠ざかり、国内の様々なコンサート、リサイタルのみに限定出演の形で活動。その理由として、まだ若く、さらに勉強が必要であることをポリーニ自身が自覚しており、直ちに多忙な演奏生活に入ることを避けたというのが有力である。提示されたコンサート出演の数が多すぎた為、ストックの協奏曲の数を増やさなければならなかったことも一因である。この間、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリのもとで研鑽に励んだ。その8年後1968年に国際ツアーに復帰し、最初にEMIに録音したのがこのLPである。真の「再デビュー盤」としてEMIに残された伝説的名盤である。ポリーニの全LPの中でも最良の1枚に数えられるLPだろう。一切の濁りや迷いがない、非常に純度の高いショパンの演奏が刻まれている。DGGでの機械的で無機質な演奏はここにはない。
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