商品コード:1414-030[HMV] A.ボールト/ ロシア管弦楽作品集/コルサコフ:スペイン奇想曲, 貴族たちの行列, チャイコフスキー:イタリア奇想曲, スラヴ行進曲, ゴパック
商品コード: 1414-030
商品詳細:サー・エイドリアン・ボールト( 1889 - 1983)といえばホルスト作曲:組曲「惑星」のスペシャリストとして名高いが、決してそれだけの指揮者ではない。ヴォーン・ウィリアムズなどの英国作品に強いことは確かだが、メジャー作品も多く録音していて、どれも高い評価を得ている。ボールトはライプツィヒ音楽院に留学し、大指揮者ニキシュに師事しただけのことがある世界を知る指揮者である。特に1950年代のDECCA録音はどれをとっても正統派の名演を残している。パワーも十分にあり、表現力は申し分無い一級の指揮者である。ボールトの特徴は、効果を狙う所がなく、一見地味で平凡な印象を与えかねないが几帳面さがあり、ハッタリを効かせた効果を狙わずとも真摯な演奏が伝わってくる良さがある。ところが1960年代に入るとスター性のあるイギリス人指揮者の陰に隠れた存在となった。しかしビーチャムらの没後、1970年頃になってようやくその真価が見出されたとき、ボールトは80歳近い高齢であった。一度表舞台から消えかかったが1970年代にカムバックした指揮者である。チャイコフスキーに関しては:交響曲3~6番の4曲を録音。他管弦楽曲で組曲第3番、「ロメオとジュリエット」、「ハムレット」、1812年序曲、イタリア奇想曲など多数録音している。中でも同時期にEMIに録音した組曲第3番は印象深い録音であった。1970年代のボールトは抑え気味なのに何故か胸にズシリと響く不思議な演奏である。ブラームスやベートーヴェンなどには抜群の強さを持つだけに、これらロシア系管弦楽でもそのアプローチは聴く者にしっかり伝わる。時期も良く、分厚いオケは何とも心地よく丁寧に進行するテンポにも好感が持てる。多少の劇的要素を加味した、ボールトとしてはやや攻めた演奏となっている。沢山の名演たちに混じっても輝きを失わない正統派の秀演といえる!ステレオでも全体に温かみのある太い音に満たされる。タイトルは 「Sir Adrian Boult Conducts Rimsky-Korsakov & Tchaikovsky」。古くないが初入荷の希少タイトル!
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