商品コード:1414-019[PARLOPHONE-ODEON] K.ハース指揮 G.シェルツァー(pf) 他/モーツァルト:Pf協奏曲14番K.449, ハイドン:Vn・Cemb協奏曲 ヘ長調 XVIII:6
商品コード: 1414-019
商品詳細:グレーテ・シェルツァー(1932- 2007)は 1932年8月9日オーストリア・ケルンテン州・ヴォルフスベルク出身の女性ピアニスト。神童と呼ばれた彼女は、14歳で1947年のオーストリア音楽コンクールで優勝した。この時、後に著名なピアニストとなるイェルク・デムス、イングリッド・ヘブラー、ポール・バドゥラ=スコダを抑えての優勝であった。賞金としてウィーン音楽演劇アカデミーのヨーゼフ・ディヒラー教授のクラスで大学院課程を履修するための奨学金を音楽友の会から授与された。その僅か1か月後の1947年7月、彼女はオーストリア音楽学生フェスティバルの一環としてバート・アウゼーでモーツァルトのピアノ協奏曲第23番を再びソリストとして演奏した。音楽評論家たちは彼女の「完璧なリズムと温かい感情」に注目し、フェスティバルのコンサートをオーケストラとソリストの両方が「一体となった魂」だと評した。ジュネーブ国際音楽コンクールの特別イベントである1949年のシューベルト・コンクールで一位(シューベルト賞受賞)を獲得した(本選の優勝はマリア・ティーポ)。ウィーンで活動していたシェルツァーは1950年にイギリスでウィグモア・ホールやロイヤル・フェスティバル・ホールなどの主要な会場で演奏し、輝かしいコンサートとレコーディングのキャリアを築いた。1950年頃パーロフォン・レーベルと契約して、ブラームス、ショパン、ドビュッシー、マルクス、メンデルスゾーン、モーツァルト、プロコフィエフ、シューベルト、シューマン、スカルラッティ、ラヴェルなどの作曲家の作品を多数リリースし高い評価を得た。彼女は放送メディアのパイオニアでもあり、BBCサード・プログラムで頻繁に演奏が放送され、イギリスのテレビで演奏した最初のピアニストの一人となった。1957年、イギリス生まれの人智学建築家レックス・ラープと結婚したシェルツァーは、国際的なコンサート活動から身を引き、ドイツに移住し、74歳で亡くなるまでそこで暮らした。彼女の音楽的遺産への関心は、1950年代初頭の録音のリマスタリングと再発売により、2024年に再び高まった。シェルツァーの録音は少ない。英PARLOPHONEにLPが2点、EPや10"などが4点程あるだけである。早い時期に結婚により引退した為である。その後も録音を続けていれば歴史に名を残すピアニストになったに違いない。シェルツァーのモーツァルトはデリケートでナイーヴ。音色を使い分けて色彩感を作るのが上手く、小粒ながらチャーミングな演奏はまさにモーツァルト的である。カール・ハースの指揮も良く、古い時期の録音だが全てにおいて見事な演奏である。B面はL.ソルター(cemb)とJ.プーニェ(vn)によるハイドンの協奏曲。
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