商品コード:1414-001[DECCA] P.フルニエ(vc)/ ヴィヴァルディ(ダンディ編曲):Vc協奏曲, クープラン:演奏会用小品集(P.バズレール編)
商品コード: 1414-001
商品詳細:P.フルニエ/ミュンヒンガーは、DECCAモノラル期に4曲を録音している。うちハイドン/ボッケリーニの協奏曲はLXT 2968として、セールス的にもヒット作となったが(ハイドンのみLW 56055 10"あり)、これより前の10"の2曲(1952年頃の録音・プレスと思われる)は、古い録音の為か、ほぼ忘れ去られていた。しかし、改めて聴けば、あの当時の熱く、強い粘りのあるVcの音が目の前に現われる。曲も良く、忘れてしまった何かを想い起こさせてくれるチェロの音色!当2曲+ボッケリーニ協奏曲の3曲入り12"も同1954年にLXT 2765で発売された。1953年と1954年にDECCAはカール・ミュンヒンガーとソリストとの共演を集中的に行い、多くの協奏曲録音を行った。中でも有名な録音はクリスチャン・フェラスのモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲3番/7番。ヴィルヘルム・ケンプとのモーツァルト:ピアノ協奏曲9/15番。そしてピエール・フルニエとのハイドン、ボッケリーニ、ヴィヴァルディ、クープランである。フェラスとケンプは2曲ずつなので1枚ずつで発売されたが、フルニエとは4曲あり1曲がLPに収める際に余ってしまう事になった。この4曲は全く同時期の1952年9月スイス・ジュネーヴでのモノラル録音である。そこで英国ではDECCAが2枚のLPで発売することとした。LXT 2765にはバロック・チェロ協奏曲集として、ボッケリーニ、ヴィヴァルディ、クープランの3曲を入れた12"とヴィヴァルディ/クープランの2曲入り10"で発売。LXT 2968にはハイドン+ボッケリーニの12"とした(ハイドンだけの10"も同時発売)。したがってボッケリーニだけが同年に2つの異なる番号でリリースされたのである。数年後の発売ならカップリング変更盤で片付けられるが同年の発売ではそうはいかない。そこで2つのLPのダブり解消の目的でヴィヴァルディ+クープランの2曲入り10"(LW 5196)を1955年にリリースした。これでハイドン+ボッケリーニの12"(LXT 2968)と10"(LW 5196)の2枚で4曲がダブりなく揃う事になる。ドイツでは逆の発想でハイドン1曲入りの10"(LW 50055)を発売し、バロック・チェロ協奏曲集LXT 2765とLW 50055の2枚で同様の措置を取った。勿論ボッケリーニのダブりを承知で12"を2枚揃える手もある。LPは時間制限がある為、面割問題は常に付きまとうが、1960年代に入ると面割と選曲を同時に考えるようになったので、今回のような事態は殆ど解消された。さてフルニエ/ミュンヒンガーの共演は決して無視できない録音である。10"は1曲で両面使うので音質の点で有利。流石フルニエの演奏は目を見張る秀演。なお曲に関してヴィヴァルディはこれまでVcとFgのための協奏曲Rv.409とされていたが、実際はチェロ・ソナタ RV40をVincent d'Indy/Paul Bazelaire 系統の「協奏曲化」編曲版であることが分かった。原曲とは楽章構成が異なる。チェロ・ソナタ RV40の楽章構成はLargo--Allegro--Largo--Allegroである。B面のクープランも1920年代にPaul Bazelaire が「新しい王宮のコンセール集」~抜粋・編曲して組曲風にした作品である。ピアノ版・弦楽四重奏伴奏版・弦楽合奏版も存在する。ポール・バズレールは20世紀のパリ音楽院チェロ科教授で、フルニエの師。今回原曲を表記している。
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