商品コード:1415-062[VÉGA] J.フルニエ(vn)/ クライスラーVn編曲集/モーツァルト, タルティーニ, グルック, フランクール, プニャーニ, シューベルト, アルベニス, ファリャ, 他
商品コード: 1415-062
商品詳細:通常、ジャン・フルニエの録音は奥方のジネット・ドワイヤンとのデュオで米Westminsterに多くの名演を残している。しかしこれはヘンデルのVnソナタと同様、VEGAのオリジナルでパリ録音である。したがってWestminsterからは未発売と思われる。今回ピアノはジネット・ドワイヤンではなく、ナヴァラやD.エルリの小品集で伴奏を務めたA.コラール。こちらも何か名盤の香りがプンプンとしてくるデュオだ。全14曲クライスラーの小品を収録。奥様のドワイヤンの方が先に有名になってしまった。今では忘れられた感もあるが、フレンチ・スタイルの申し子のようなヴァイオリン。クライスラーを甘ったるくも辛口でもなく、センス良く聴かせてくれる。ジャン・フルニエ(1911ー2003)はフランス生まれ。パリ音楽院でアルフレッド・ブランのクラスに入り、ジョルジェ・エネスク、ボリス・カメンスキーやジャック・ティボーの薫陶を受けた。1958年には来日している。1966年から1979年まで母校のパリ音楽院で教鞭を執った。VEGAに入れた小品集などは人気の高額LPである。1950年頃からデュオを組んでいたピアニストのジネット・ドワイヤン (1921- 2002)と結婚している。1958年夫婦揃っての来日時の日本録音があるらしい(4曲入り45回転盤)。WESTMINSTERの看板Vn奏者として協奏曲、ソナタ、室内楽など多くの録音に参加。フランス人音楽家が少ないWESTMINSTERにあって目立つ存在だった。チェロのピエール・フルニエ(1906―1986)の弟である。ジャン・フルニエの録音はWESTMINSTERの後はVÉGAに多少あるがその後は極端になくなってしまった。ピエール・フルニエが1970年近くまで録音を残したのと対象的である。奥方のジネット・ドワイアンは結婚後はジュヌヴィエーヴ・フルニエとなるがステレオ期の録音は見たことがない。二人とも教育者として重要な立場になってきたからなのだろう。ジャン・フルニエは90歳を超えるまで長生きしたようだ。ジネット・ドワイヤンの兄であるジャン・ドワイヤン(1907- 1982)は妹とは逆に1970年代になって録音に恵まれERATOに多くの録音を残している。ジャン・フルニエの節度を保ちつつも、音楽の楽しみが溢れんばかりの美しい音が近代作品への理解を一層引き立てている。
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