商品コード:1415-040p[DGG] P.ヒンデミット/ ヒンデミット:自作自演集/4つの気質 , ウェーバーの主題による交響的変容
商品コード: 1415-040p
商品詳細:パウル・ヒンデミット(1895- 1963)はドイツ・ハーナウ出身の作曲家、指揮者、ヴィオラ奏者。その他にもヴァイオリン、クラリネット、ピアノなど様々な楽器を弾きこなす多才な演奏家であった。ドイツ近代の作曲家ながら、シェーンベルクらの無調音楽に対しては自然倍音の正当性を守る立場から否定的であった。バッハの対位法を好んだ。グレン・グールドは「ヒンデミットは現代の数少ない真のフーガの名手である」と彼の対位法技術の高さを評価している。その為通常のロマン派作品と同等に録音が多い作曲家である。また1960年代前期まで存命であった為、DGGのモノラル期に多くの自作自演を残している。「4つの気質」ピアノと弦楽オーケストラのための主題と変奏曲は、1940年作の古代の四体液説に基づく人間の4つの性格(憂鬱質、多血質、粘液質、胆汁質)を音楽で表現した作品。古代ギリシャ・ローマ医学に由来する人間の気質を、ピアノの多彩な響きと弦楽のアンサンブルで見事に描き分けている。ピアノとヴァイオリンのソロが入るピアノと弦楽オーケストラのための曲だが協奏曲ではない。1946年には、著名な振付家ジョージ・バランシンの依頼により、ニューヨーク・シティ・バレエ団によってバレエ化された。抽象バレエの代表的なレパートリーとして現在も世界中で上演されており、比較的知られた曲である。B面の「ウェーバーの主題による交響的変容」は1943年に作曲された管弦楽作品。ヒンデミットの作品の中で今日最も演奏される機会の多い作品の一つでもある。1934年3月に交響曲『画家マティス』がフルトヴェングラー指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によって初演されて成功を収めて以降、ヒンデミットに対するナチスの攻撃はいっそう激しくなり、ついには亡命へと至る。ヒンデミットは1938年にスイスへ移った後、1940年にアメリカに渡り、1946年にアメリカの市民権を取得する。ヒンデミットのアメリカ時代は1953年まで続いたが、この間に書かれた作品の中で最も成功を収めたのがこの作品であった。ウェーバーのピアノ連弾曲『8つの小品』作品60と、『6つのやさしい小品』作品10a、劇付随音楽『トゥーランドット』作品75の序曲の中から主題が採られ、これらとその変容の形で4つからなる楽章が作られている。演奏時間は約20分ほど。また自由な変奏曲の形式になっている。この録音は1955-6年頃でヒンデミットが61歳の頃である。当時DGGは近代作品にも意欲を見せ、自作自演の効果も期待してヒンデミットに録音機会を与えていた。まずは第一歩の1枚として注目すべき録音といえる。
P.ヒンデミットの在庫一覧へ














