商品コード:1415-036pb[DGG] F.フリッチャイ/ ドヴォルザーク:交響曲9番Op.95「新世界より」
商品コード: 1415-036pb
商品詳細:フリッチャイはDGGの代表的指揮者で録音も多いが、これほど音質に恵まれた録音は少ない。内容的にも成功した一枚。曲によっては彼の大陸的な大らかさが合わないこともあるが、ここではそれが生きた演奏になっている。ベルリンpo.のソリストや合奏も素晴らしい。1953年RIASso.とのモノ録音も評価は高いが、この録音ではゆっくりとしたテンポながら不思議と圧倒的なスピード感がある。1958年11月にフリッチャイは癌に倒れ2度の手術を行った。一時は生死の境を彷徨うほどの状況で、翌年の9月まで静養することになる。1959年10月に録音されたこの2回目の「新世界より」は病も小康を得てようやく指揮台に立つことができるようになった直後の録音である。長い闘病生活を境にフリッチャイの芸風に大きな変化をもたらした。テンポは遅くなり旧盤より演奏時間だけでも8分長い。旧盤の演奏も素晴らしかったが復帰後のフリッチャイは新たなスタイルを身に着け、DGGではもう神がかった指揮者となってゆくのである。生き死にを体験したからこそ得た何かが新しいスタイルを生むことになる。1962年に癌の症状が悪化し、一時的に小康状態を得るも、再度復帰することなく1963年2月20日に亡くなった。この「新世界より」を起点とした新スタイルはそれから2年半ほどしか無かったのである。死の宣告を受けた彼の音楽観の変化が最大の焦点となる。まずは初回録音を知った上で新録音を聴いていただきたい。さらに音楽と人間の関係性がリアルに理解されよう。
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