商品コード:1415-035[DGG] H.v.カラヤン/ チャイコフスキー:交響曲4番Op.36
商品コード: 1415-035
商品詳細:カラヤンのチャイコ4番は全6回の録音がある。最初(1953年)がロンドン・フィルハーモニアo.,最後のデジタルが1984年ウィーンpo.、間の4回がベルリンpo.という内訳。5番も6回、6番は7回録音しているカラヤン。さすがに聴く方も混乱する。しかし4番においてウィーンpo.とはこの一度だけ。オケも指揮者も一期一会の気持ちがあったのだろう。過去のベルリンpo.とはどこかが違う。上品な香り。その分エネルギーは小さいが、これはウィーンpo.でなければ出せない!最後の1984年にまたウィーンpo.とDGGに録音している。フィルハーモニアo.よりもっと重厚。なお1954年に来日しNHKso.とも演奏している(LPはない)。この時カラヤン40歳、既に特徴的なレガート奏法が軽度に見られるが、曲の要所に合わせテンポを変える。起伏は意外にもとても激しい。彼一流の演出が効いている。古い録音だが、音質は良く、フィルハーモニアo.との一連の録音とは照度と雰囲気が違うと感じられる。敢えて劇性は抑えて早めのテンポで進める。細かいテンポの変化で曲の持つ盛り上がりを感じさせる。この早いテンポは当時としてはかなり珍しいのではないだろうか?アンサンブルは整然としており、第3楽章に入る頃には嵐のような劇性が顔を出すものの、全体としては端正で抑えた演出である。但し第2楽章の中間部では止まりそうなほどにテンポを落とした特有の解釈もみられる。カラヤンは何度録音しても、その度ごとに異なる演奏であり、そこがカラヤンの面白さとも言える。1960年代に入ると今度はゆったりしたカラヤン節が出て来るので、この早いテンポの演奏は珍しく、感情の起伏の激しさがある演奏といえる。
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