商品コード:1416-056[Symphonium] I.ディゼンハウス/ ベートーヴェン:交響曲9番Op.125「合唱」
商品コード: 1416-056
商品詳細:1955年頃米国レーベルのPERIODがドイツのシュトゥットガルトでのモノラル録音したベートーヴェン:交響曲9番。米国では1957年PERIOD:SPL 305の1枚物で発売された。1960年代後期からは1枚のLPに収まるようになるが、この録音は既に1950年代後期から1枚のLPで発売された最初の録音の可能性が高い。僅かに早めのテンポではあるが気になるレベルではない。実際、演奏時間は約66分48秒で、当時としては比較的標準的なテンポである。どこかで僅かな省略などがあるのかもしれない。この録音は現在では「珍盤」の部類に属す物になる。特に注目されるのは、25歳頃のフリッツ・ヴンダーリヒ(t)の参加で、ヴンダーリヒのディスコグラフィー研究家の間ではテノール独唱の素晴らしさがしばしば話題になる録音である。彼の輝かしいテノールが聴ける貴重な記録。指揮者イザイ・ディゼンハウス(1924- 2006)はベルギー生まれ。第二次世界大戦後にドイツで活動し、特にシュトゥットガルト周辺でオーケストラや放送局との録音を残した。国際的スター指揮者ではなく、録音数も限られている為、この第9は彼の代表的な遺産の一つとなる。ディゼンハウスはメジャー・レーベルには全く録音がないマイナーな指揮者であり注目されることもない為、この録音の注目点はやはり25歳当時のフリッツ・ヴンダーリヒ(t)の歌になるようである。第3楽章が半分に切れた場所でA/B面が切り替わる。確かに第4楽章の冒頭にあらわれるヴンダーリヒの声は若々しく素晴らしいものがある。オケのシュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団は1924年9月に設立、レオ・ブレッヒ、フェリックス・ワインガルトナー、ハンス・クナッパーツブッシュ、カール・シューリヒトやヘルマン・アーベントロートなどを客演に招いて演奏活動を継続した。ナチスの台頭によって、ユダヤ人や外国から入団してきた団員たちが解雇され、多くの団員を失うことになったが、第二次世界大戦後は、ヘルマン・ヒルデブラント、ヴィレム・ヴァン・ホーフストラーテン、アントニオ・デ・アルメイダ、アレクサンダー・パウルミュラーらが首席指揮者を務めて再建された。似た名称にシュトゥットガルト州立管弦楽団がある。これはシュトゥットガルト州立劇場の座付きオーケストラで1593年に設立されたヴュルテンベルク宮廷楽団をその母体とする。またシュトゥットガルト室内管弦楽団は1945年にカール・ミュンヒンガーによりバロック音楽を主として演奏することを目的として設立。さらにシュトゥットガルにはSWR交響楽団がある。これはシュトゥットガルト放送交響楽団と南西ドイツ放送交響楽団が統合して誕生したドイツを代表する放送オーケストラ。第9好きには「珍品」!音質は悪くない!
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