商品コード:1416-050n[ETERNA] R.ツェヒリン(cemb) / 英国ヴァージナル音楽集/バード, パーソンズ, パーセル, モルトビー, マンディ, ダウランド, ブル, ブロウ
商品コード: 1416-050n
商品詳細:このチェンバロ作品集は「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」に沿った演奏を旧東ドイツでモノラル録音したものである。タイトルは「Englische Virginalmusik」。「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」はイングランドにおける鍵盤楽器の楽曲の筆写譜であり、エリザベス朝からジェームズ1世時代、すなわちルネサンス末期から初期バロックにかけての鍵盤楽曲の一次資料の一つである。曲集の名前は、この曲集を入手し、1816年にケンブリッジ大学に寄贈したフィッツウィリアム子爵に因んでいる。この曲集はかつて『エリザベス女王のヴァージナル曲集』(Queen Elizabeth's Virginal Book)と呼ばれていたが、エリザベス1世がこれを所有したことはないと判明しているため、この呼称は放棄されている。それどころか、曲集全体の写譜者で元来の所有者が、カトリック信仰を理由に投獄されたフランシス・トレギアン(Francis Tregian the Younger)であった可能性もある。当時の鍵盤楽曲集の多くは演奏者によって編纂されていた。収録作品の年代は、1562年頃から1612年頃までの半世紀にまたがっており、ウィリアム・バード、ピーター・フィリップス、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク、ジョン・ブル、ジャイルズ・ファーナビーらの作曲家が名を連ねている。収録曲数は298曲。特定の楽器は指定されてはいないが、ヴァージナル、チェンバロ、クラヴィコード、オルガンなど、当時の鍵盤楽器のどれでもよく演奏できる。有名なダウランドの《涙のパヴァーヌ》も収録されている。1899年にライプツィヒの出版社、ブライトコプフ・ウント・ヘルテル社が、校訂報告つきで新たに出版譜を発表した。演奏は女性チェンバロ奏者のルート・ツェヒリン(1926-2007)はザクセン州生まれ。ピアニストのディッター・ツェヒリンとは無関係のようである。彼女は1943年から1949年にかけてライプツィヒでヨハン・ネポムク・ダヴィッド、カール・シュトラウベ、ギュンター・ラミンに師事した。24歳でベルリンのハンス・アイスラー音楽学校の講師となり、後に作曲科教授に就任。ベルリン芸術アカデミーでは作曲のマスタークラスを指導し、副学長も務めた。ETERNAとNOVAに計8枚あまりのLPを録音している。CD期にも新規録音があるようだ。作曲家としても多くの作品を世に出している。ここでは「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」~17曲余りを抜粋して演奏している。楽器は明記されていないがモダン・チェンバロではない。ETERNAでは数少ない旧東ドイツ出身者によるチェンバロ作品集。楽器の音色は良く、手軽なチェンバロ作品集として楽しめる。モノラル録音ながらオーディオファイル・プレスと呼べる高音質録音LP!
R.ツェヒリンの在庫一覧へ














