商品コード:1416-030n[ETERNA] H.アーベントロート / シューベルト:交響曲9番「グレイト」
商品コード: 1416-030n
商品詳細:1950年ライプツィヒ・ラジオ放送局のモノラル放送音源の「グレイト」。URANIAからは出ていない。詳細は不明だがこれまで未発売だった放送局所蔵音源の初LP化である。1975年のプレスがLP初出となる。驚くほど音が良い。フルトヴェングラーとも、トスカニーニとも、またベームとも異なる独自のスタイルで、悠然と構えた中にもエネルギーの爆発がある。今まで聴いた中でもトップレベルの内容。オケもよく鳴っており、'50年代のプレスがあったら相当に良い音であっただろう。まったく惜しいが、このプレスがあるのは幸いだ。音は良い!ヘルマン・アーベントロート(1883- 1956)はフランクフルト生まれの指揮者。1953年 - 1956年の間チェリビダッケの後任としてベルリン放送so.の首席指揮者を務めた。1956年にアーベントロートが亡くなると、ロルフ・クライネルトが1959年 - 1973年、ハインツ・レーグナーが1973年 - 1993年まで首席指揮者を務めたが、その後はラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスが後を継ぎ、ドイツ人による系譜は終了した。アーベントロートの初期音源はURANIAから多く出ている(放送局が持つ放送音源のアーカイヴス)。アーベントロートは西ドイツ・フランクフルト生まれで1934年からブルーノ・ワルターが亡命して空席となっていたライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団常任指揮者に就任した。それ以前は西側でSP録音を多く行っている。1953年からはベルリン放送交響楽団首席指揮者に就任し、1934年以降西側のポストは持たず東側から出ることはなかった。1949年8月25日ドイツ民主共和国(東ドイツ)から国家賞を授与されたことが原因だろう。だが時折西ドイツのオーケストラへも客演している。1956年にイェーナに演奏旅行で滞在中に脳卒中に倒れ、葬儀は6月2日、東ドイツにより国葬として行われた。日本には紹介されたことが殆どなく、1970年代を担っていた、これらのような録音が数多く発掘、発売され、一躍存在がクローズアップされた。ギュンター・ヴァントの師であった。コンヴィチュニーより18歳年長でSP~モノラル初期の指揮者である。コンヴィチュニーよりロマン的で意匠的で感情に訴える演奏を身上とする古い時代の代表格である。このシューベルトも1950年のモノラル録音だが、そこにはSP期特有のエッセンスが混じった濃密な世界が渦巻く!コンヴィチュニーより古い世代の演奏がLPで聴けるありがたみを感じるLP!
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