商品コード:1419-061[EROL] W.プローニ(Pf) / プローニ自作自演集/リュフェの組曲, ラグーンに漂う霧, ジョルジォ・チーニの追想
商品コード: 1419-061
商品詳細:ワルテル・プローニ(Walter Proni)はイタリアで生まれたピアニストで作曲家。生没年は不明。主な活動時期は1960年代から1970年代。イタリア国内を中心に演奏活動を行い、自作の発表にも積極的であった。商業レーベルよりも、小規模レーベルや自主制作盤への録音が中心であった。プローニの現在確認できる作品には、À la mémoire de Giorgio Cini(1962)、Brume sur la Lagune(1971)、Suite "De Ruffey"(1973)の3曲がある。このLPはこの自作3曲を収めた自作自演盤である。録音は1974年の記載あり。A面は「リュフェの組曲」で1973年リュフェにて作曲した10曲からなるピアノ組曲。「Ruffey(リュフェ)」はフランス東部のブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏を中心に、主に4つの自治体(村)の名称として使われている地域で、正式名は1. Ruffey-lès-Échirey(リュフェ=レ=エシレ)、代表的なフランス・チーズの「コンテ」の原産地と思われる。作風はフランス印象派のグループに属する。シャブリエやセヴラックを大人しくしたようなタイプ。優れた風景描写が期待できる作品。B面の「ラグーンに漂う霧」は1971年の作で幻想的で印象主義的な静かな曲。B面最後の「ジョルジョ・チーニの追想」は5曲からなる組曲風の1962年の曲でヴェネチアで創作された。人物名のジョルジョ・チーニは実業家で政治家のヴィットリオ・チーニの息子で、1949年8月にカンヌ近郊で飛行機事故で亡くなった。ヴィットリオ・チーニはジョルジョ偲んで、1951年文化財団であるジョルジョ・チーニ財団を設立した。ヴェネツィア文明を養護・研究している。3曲とも近代作品ではあるが、どれもが風景描写的作品で自然なメロディーを持っていて印象派の絵画のような安定した曲たちである。ワルテル・プローニは国際的には無名に近い作曲家だが、こうして丸々1枚を自作自演集で出せるほどイタリアでは著名な音楽家であるようだ。初めて聴いても違和感のない優れたピアノ自作自演集。
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