商品コード:1422-064[ARS NOVA] M.フレーニ(s) / 歌曲集/ヘンデル, 伝モーツァルト, シューベルト, レーガー, ブラームス, バッハ, ドヴォルザーク, ロッシーニ
商品コード: 1422-064
商品詳細:このLPはイタリアで録音されイタリアのレーベルであるARS NOVAから発売された。1980年にはライセンス製造としてDECCA(白オランダプレス)からも発売された。タイトルはB面2曲目で歌われるドヴォルザーク:「我が母の教えたまいし歌」の英訳としているが、現実的には世界の子守歌集といって過言ではない内容となっている。イタリア語で「子守歌」を示す「Ninna Nanna」がモーツァルト、ブラームス、フランチェスコ・バリッラ・プラテッラ(2曲)にあり、子守歌の名が付くレーガー:マリアの子守歌ほかの曲も子守歌ではないものの、「オンブラ・マイ・フ」、シューベルトとグノーの「アヴェ・マリア」などの普遍的な歌曲が全11曲収録された歌曲集となっている。基本オーケストラ伴奏だが、控えめであり合唱も参加する。全ての曲でミレッラ・フレーニ(s)がソロを歌う。このような企画は大物歌手だけにオファーされる特権のようなもので、このLP自体がミレッラ・フレーニを大物歌手と認めた証拠といえる。なお11曲全ての編曲をARS NOVAの創設者であるアルマンド・シャーシャ(Armando Sciascia)が担当した。ミレッラ・フレーニ(1935-2020)はイタリアのモデナで労働者階級の家庭に生まれたソプラノ歌手。彼女の母親はルチアーノ・パヴァロッティの母親と同じタバコ工場で働いており、同じ乳母の乳で育ったという。彼女は音楽的才能に恵まれ、10歳でラジオ局の主催したコンクールで『ある晴れた日に』(プッチーニの『蝶々夫人』)を歌い優勝した。しかし著名なテノール歌手ベニャミーノ・ジーリは、このまま歌手として歌い続けると早晩喉を痛める危険性があると警告し、もう少し歳をとるまで歌うのを中止したほうがよいと助言した。彼女はこれに従い、17歳までステージで歌わなかった。1955年、19歳のフレーニはモデナの劇場で『カルメン』のミカエラ役でオペラの初舞台を踏んだ。これをきっかけに様々な役柄の出演要請を受けたが、彼女はキャリアを中断して声楽教師レオーネ・マジエラと結婚し、子供を育てる道を選んだ。1958年、フレーニはトリノのテアトロ・レッジオで行われた声楽コンクールでミミを歌って優勝し、演奏活動に復帰した。フレーニの名が世界的に知られるようになったのはグラインドボーン音楽祭でフランコ・ゼッフィレッリの演出による『愛の妙薬』(ドニゼッティ)でアディーナを歌ったことで、彼女は続く1960年から1962年にかけてのシーズンに同地でスザンナ(『フィガロの結婚』)とツェルリーナ(『ドン・ジョヴァンニ』)を演じた。その後はカラヤンと共演するなど以後多くのオペラや演奏会で共演を重ねた。1965年には、やはりミミ役でメトロポリタン歌劇場デビューを飾った。1990年イタリア共和国大十字騎士賞、1993年3月にはフランス政府からレジオン・ドヌール勲章を受章した。これはイタリアでのローカル録音であるが内容はいわゆるオリジナル録音の「企画盤」であり、内容的には一大セールス対象LPである。これまで当社には入荷がなかったが、これほどの内容の大セールス対象LPが存在したことをはじめて知った次第。1977年にイタリアで初リリースされた!フレーニの最もリリカルな面が楽しめるLPである!
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