商品コード:1422-060p[ANGELICUM] B.ジュランナ(va)/E.D.サルトリ(cemb)/F.グッリ(vn) / ヴィオラ作品集/テレマン, シュターミッツ, マレ, ヒンデミット
商品コード: 1422-060p
商品詳細:ヴァイオラ奏者ブルーノ・ジュランナを主役としたヴィオラのための作品集。4曲収録されているが全て構成の異なる曲種である。A面1曲目はテレマン:協奏曲 ト長調はオリジナルのヴィオラ協奏曲でTWV 51:G9であると判明した。2曲目はシュターミッツ:VnとVaのための二重奏曲 ハ長調でこれも実際にVnとVaの2台で弾かれている。問題はヴァイオリン奏者の表記が見当たらない。しかしANGELICUMの場合かなり高い確率でフランコ・グッリであることは間違いないと思われる。したがって表記は無いがフランコ・グッリとブルーノ・ジュランナの二重奏と断定した。B面はA面とは全く異なり、マレ:5つの古いフランス舞曲の一般的な編成はヴィオラ(またはヴァイオリン、チェロ、フルート)とチェンバロまたはピアノであり、これも編曲ではなくオリジナル作品の演奏。B面の2曲目はヒンデミット:無伴奏VaソナタOp.25-1。自身もヴィオラ奏者であったヒンデミットは無伴奏ヴィオラ・ソナタを4曲書いている。1919年のOp.11-5 、1922年のOp.25-1、1923年のOp.31-4 、1937年のOpなしがある。今回は2作目のOp.25-1。全5楽章からなり、20世紀のヴィオラ音楽における最も重要な傑作の一つといわれる。それまで独奏楽器としては無視されていたヴィオラの独奏曲を多く残し、通常のオーケストラに定席を持つほとんどの楽器の独奏曲を残した職人的な作曲家であり、各楽器の独奏者に重宝がられている。ヴィオラに対し、ここまでこだわった作曲家はいない。当然ヴィオラ作品集である当LPに収録しないわけにはいかないだろう。近年ではヒンデミットは無伴奏ヴィオラ・ソナタを4曲収録したCDもあるようだが、当LPはバランスの取れたヴィオラ作品集になっている。ヴィオラ奏者ブルーノ・ジュランナ(1933-)はイタリア・ミラノ生まれ。ローマのサンタ・チェチーリア音楽院で音楽の勉強を終えた。彼は1951年に若い音楽家仲間たちとイタリア室内管弦楽団「イ・ムジチ」を創設した。創設メンバーであった。カルテット・ディ・ローマとイタリアン・ストリング・トリオの創設ヴィオラ奏者であり、1960年代には同トリオでDGGに録音している。1989年には、アンネ=ゾフィー・ムターとムスティスラフ・ロストロポーヴィチの招きで、再びベートーヴェンの弦楽三重奏曲をDGGにデジタル録音し、このLPは1990年にグラミー賞にノミネートされた。ジュランナは1983年から1998年までベルリン芸術大学でヴィオラ教授を務め、デトモルト音楽大学、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院、ロンドンのロイヤル・カレッジとロイヤル・アカデミー、ルガーノのスイス・イタリア語音楽院でヴィオラ教授を務めた。1987年、彼はイタリア大統領から「大十字勲章騎士」の称号を授与された。2020年、ジュランナはESTA(欧州弦楽器教師協会)の中央理事会の会長を務めた。ジュランナはヴィオラ世界の大御所である。これはジュランナを知るための代表作である。
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