商品コード:1422-056[CLAVE] E.H.アシアイン(vn)/ サラ・サーテ:Vn作品集:ツィゴイネルワイゼン, アンダルシアのロマンス, 序奏とタランテラ, バスク奇想曲, ハバネラ 他
商品コード: 1422-056
商品詳細:エドゥアルド・エルナンデス・アシアイン(1911-?)はスペイン人両親の下、キューバ・ハバナに生まれたヴァイオリン奏者。20世紀スペイン・ヴァイオリン界を代表する名手の一人で、特にパブロ・サラサーテ作品の第一人者として高く評価された。7歳で公開演奏会を開いた神童で14歳でハバナ国立音楽院のヴァイオリン部門首席となり、ハバナ交響楽団のコンサートマスターを務めた。1932年にスペインへ移住し、名教師 Enrique Fernández Arbós と Antonio Fernández Bordas に師事。マドリード王立音楽院でサラサーテ賞を受賞し、さらに国際ヴァイオリン・コンクールなどでも優勝している。1950年代以降はソリストとして活躍し、パリ・パドルー管弦楽団、フランス放送管弦楽団、スペイン国立管弦楽団、ビルバオ交響楽団、マドリード室内管弦楽団などと共演した。また、サン・セバスティアン室内管弦楽団の創設にも関わっている。1968年にはRTVE(スペイン国営放送)クラシック四重奏団の第1ヴァイオリンに就任し、室内楽でも数多くの演奏・録音を残した。スペインでは「20世紀最高のサラサーテ解釈者の一人」と評される。教育にも尽力し、サン・セバスティアン高等音楽院教授を務め、多くのスペイン人ヴァイオリニストを育成した。スペインの伝統的な様式感と気品を備えた正統派ヴァイオリニストとして位置づけられる。特にサラサーテ作品集は、スペイン人演奏家による代表的録音の一つと考えてよい。高度な技巧よりも作品の情感を大切にする解釈で、スペイン風の自然な歌い回し過度な誇張のない端正な音楽づくりである。その点はイタリア・スタイルである初期のサルバトール・アッカルドとは大きく異なる。アシアインのスタイルは遅いテンポの物語風であり温かく艶のある音色で丁寧に弾き込んでいる。技巧に任せた弾き飛ばしは全くない。その点で音楽性の高いサラサーテ演奏といえる。これまでサラサーテ演奏といえば技巧を前面に出した演奏が大半であっただけにそうではない珍しいスタイルに驚くことになるはずである。音色も澄んでいてたっぷりとヴァイオリンという楽器の長所を堪能できる演奏である。
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