商品コード:1422-053[ENSAYO] E.サンチェス(pf) / アルベニス:Pf作品集/Pfソナタ5番, スペイン前奏曲, 伝説, スペイン組曲第2集
商品コード: 1422-053
商品詳細:エステバン・サンチェス(1934 - 1997)はスペイン・エストレマドゥーラ州バダホス県オレリャーナ・ラ・ビエハ生まれのピアニスト。大聖堂の聖歌隊長であった祖父のホアキン・サンチェス・ルイスに学び、マドリード王立音楽院に進学し、ジュリア・パロディにピアノを師事。ローマでカルロ・ゼッキ、パリでアルフレッド・コルトーに師事し、技術を磨いた。サンチェスは、ボルツァーノのフェルッチョ・ブゾーニ賞、ナポリのアルフレード・カゼッラ賞、ハリエット・コーエン財団のディヌ・リパッティ・メダルなど、数々の主要な国際賞を受賞した。1954年、20歳の時に、キャピトル・レコードからホアキン・トゥリーナの「スペインの印象」をリリースした。彼は1978年に帰国し、バダホス音楽院で教鞭を執った。帰国後の1968年から1974年にかけて、彼はバルセロナでプロデューサーのアントニオ・アルメットと共に、ベートーヴェン、フォーレ、アルベニス、トゥリーナの作品を録音した。これらの録音はスペインのEnsayoから発売された。アルベニスの「イベリア」の録音は批評家から高い評価を受け、プロの評論家からはアリシア・デ・ラローチャの録音と比較して好意的に評価されている。サンチェスはスペイン国外ではあまり知られていないが、コルトーは彼を「音楽の天才」と呼び、ダニエル・バレンボイムは「どうしてこんなことが可能なのか?スペインはどうしてこれほどの才能ある演奏家を世に送り出せなかったのか?」と疑問を呈した。日本ではほぼ無名だがサンチェスのピアノは独創的でありほかの誰とも似ていない唯一無二のスタイルを持つ。ピアノの作品を一節の歌や俳句のような物語として完成させる独自の演奏スタイルを持つ。他のスペイン系ピアニストとはあまりに異なるスタイル。特に国際的名声の高いラローチャとは全く異なるタイプの演奏間である。吟遊詩人のような一筆書きを感じさせる表現である。不思議で異端な天才型のピアニストといってよい。正直、評価に困るタイプの音楽家である。サンチェスは決してスペイン音楽の専門家ではない。しかしどんな曲でも即興的な閃きと幻想的な様式感で美化すし、同じようなスタイルで自己と同化させてしまう不思議な力を持つピアニストである。自由なルバートを効かせた自己完結型のピアニストである。
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