商品コード:1422-024[HMV] J.バルビローリ / マーラー:交響曲9番
商品コード: 1422-024
商品詳細:ジョン・バルビローリが1964年1月ベルリンpo.を振ったマーラー:交響曲9番。多くの交響曲ファンが名演とたたえる録音である。ステレオ盤は非常に高額で知られ一時セットで20万円を超える高額盤であった。日本でも「マーラー指揮者」と言われるジョン・バルビローリ。全曲録音は無く1・2・4・5・6・7・9番の7曲だけだが、そのどれを聴いても納得の名盤であると認めざるを得ないだろう。ベルリンpo.を振った録音は2/9番の2曲だけである。ベルリンフィルの楽団長自らバルビローリをベルリンフィルの指揮台に打診し、そしてオーケストラも期待以上の名演をおこなった交響曲第9番の実演だった。そこで演奏会だけではなくレコーディングも、ということで録音されたのがこのバルビローリ盤というわけある。ワーナーCDの解説によると、1963年1月の演奏会でマーラーの第9番を演奏したバルビローリとベルリンフィルは、20分間もの拍手を受けるほどの大好評で、ベルリンフィルの奏者たち自身の希望によって翌年にレコーディングされた、という旨が書いてあるらしい。マーラーの交響曲が普通に録音されるようになったのはおそらく1960年を過ぎてからと思われる。それまではレナード・バーンスタインなどの一部の指揮者が取り上げていたにすぎない。しかしゲオルグ・ショルティ、ラファエル・クーベリックなどがマーラーを積極的に取り上げて流れを作った。またマーラーの交響曲はステレオ・システムと相性が良くオーディオ・ファイラーとの共存が自然であった。バーンスタインは情熱的なスタイルを好んで米国民には人気であったが、バルビローリはバーンスタインとは正反対で自然体の境地を極めた演奏といえる。ブームに関係なく時代を達観したような演奏に感じる。ベルリンフィルはK.ベームやカラヤンとも録音しているがバルビローリの指揮では柔らかくよどみない温かい音色を出している。団員が指揮者に敬意を評しているのが感じられる演奏である。後にベルリンフィルの団長はこれほどまでに素晴らしい演奏になると思わなかったと自ら語っている。今では「バルビローリのマーラー第9」というブランド化した録音である。モノラルでもその素晴らしさは充分に体感できる。ベルリンフィルは特別な指揮者の特別な録音にだけこのようなまろやかで品のある音を出すようだ。
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