商品コード:1422-022n[ETERNA] A.シュミット(pf) / シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居Op.26, シューベルト:即興曲集Op.90
商品コード: 1422-022n
商品詳細:アンネローゼ・シュミット( 1936- 2022)は旧東ドイツ・ ザクセン=アンハルト州・ルターシュタット・ヴィッテンベルク出身のピアニストである。1955年:ライプツィヒ音楽院を卒業。1956年:国際ロベルト・シューマン・コンクールで優勝。1964年:ロベルト・シューマン賞受賞。1985年:ハンガリー政府からバルトーク章受賞の経歴を持つ女性ピアニスト。ジャケット写真のような美貌の持ち主。1987年:ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン教授及びピアノ学科学部長に就任し教師の道に入る。2000年:ショパン国際ピアノコンクール評議員を務める。1955年、ショパン国際ピアノ・コンクールへの参加後(入賞なし)から積極的に旧共産圏を中心としたコンサートツアーを行う。1958年からは北欧やイギリス、オランダ、オーストリア、ルクセンブルクでも演奏を行い、アメリカにも訪れている。日本には1973年から数回訪れている。特に東ドイツとの国交樹立後に次々と来日する文化使節の顔的な存在としてスポットが当てられていた。シュミットはライプツィヒにあるピアノ・メーカー「ブリュートナー」を愛用しており、記載はないが多くの録音で「ブリュートナー」を使用していた。この録音もその可能性が高い。なおフジコ・ヘミングもご自宅で愛用していたピアノ。有名どころではポール・マッカートニーが『レット・イット・ビー』で使用したらしい。これまでほんとにローカルな骨董的ピアノと思っていたがそうでもないようでである。シュミットは クルト・マズア指揮/ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団とモーツァルト:主要ピアノ協奏曲録音で知られるようになったが、実はモノラル録音も結構あり、これもその一つ。シューマンとシューベルトのカップリング。1960年頃のシュミットはロマンティックな表情を持ちつつも出来るだけ楽譜に忠実たる姿勢が濃厚である。これは東ドイツ系の多くのピアニストに当てはまる。シュミットがより個性を強めるのは1970年代に入ってからのように思われる。当時の旧東ドイツにおけるライプツィヒ楽派(今は死語らしい)の音楽派に共通した認識のようである。かのバックハウスもその昔当地でライプツィヒ楽派の元祖のようなスタイルだったらしい。南にウィーン、西にパリ、東にチェコ、ソ連がありライプツィヒ楽派の継承はどこかで途切れてしまったったようである。シュミットの演奏はこういった教えを忠実に守った演奏である。しかしよく聴けば、遊びのない音符からそこはかとなく漂う情感があり、これがドイツ的でもあり感傷を誘うものであることに気が付くだろう。これがライプツィヒの地に受け継がれてきたスタイルである点に着目して聴かれると新しい発見が有るかも知れない。
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