商品コード:1425-063[L'OISEAU LYRE] S.チェルカスキー(pf) / シューマン:交響的練習曲Op.13, ショパン:バラード3番, 練習曲(3曲), アルベニス(ゴドフスキー編):タンゴ 他
商品コード: 1425-063
商品詳細:1970年代当時のチェルカスキーは、まだ充分エネルギーを残しており、HMVで録音しなかった小品等も録音している。当LPのA面はシューマンの交響的練習曲、B面にショパンの小品4曲と、ゴドフスキー編曲の2曲(アルベニス、シューベルト)の計7曲。HMV、DGGと、モノラル期から名手として活躍してきた有名なピアニストの60代の録音。生涯現役を実践した偉大な音楽家。テンポを極端に動かすスタイルも健在!シューラ・チェルカスキー(1909 - 1995)はウクライナのオデッサ(オデーサ)生まれのピアニスト。ロシア革命の勃発により家族とともにアメリカ合衆国に亡命し、早い段階で米国籍を取得した。カーティス音楽院でヨゼフ・ホフマンに師事してピアノの学習を続けた。知的で華麗な演奏様式はホフマンから引き継いだと言われる。1961年以降はロンドンに居を移した。1960年頃まではEMI系に録音を残したが、晩年は英国マイナーレーベル数社に1990年代まで録音を残した。最晩年まで積極的に演奏活動に取り組み、ライヴ演奏で数多くの録音を残した。シューマン、アントン・ルビンシテイン、ラフマニノフ、ゴドフスキーが得意のレパートリーであった。晩年の演奏・録音では体力や技術的な衰えが否めず、速いテンポで攻めることは難しくなっていた。それでも彼は没年まで新たなレパートリーの探求を止めることはなく、生涯現役を貫いた。録音歴は45年以上に及ぶ。生涯最後の録音は、死の前年にユーリ・テミルカーノフ指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共演したラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」。ロンドンのハイゲイト墓地東区画に埋葬されている。チェルカスキーは1980年代に入りNimbus Recordsに約10点程度のLPを残した。それ以前の1975-8年にL'OISEAU LYREに3点のLPを録音している。英国レーベルは1962年のWorld Record Clubが最初でHis Master's Voiceは1960年頃去り、以降はDGG、Philips、 Eurodisc、VOXなどを転々としたのち、多くの英国レーベルと関わるようになる。L'OISEAU LYREもその一つで英国マイナー・レーベルではある程度自由が利き好きなように出来たことが大きかったと思われる。録音時65歳であったがその後20年近く現役を張った長寿のピアニストであり、この録音を晩年録音とは言えない。指は魔法のように素早く動き、表情にはベテランのが意図が潜んでいる。チェルカスキーは1920年代にSPで録音を開始し、亡くなる年の1995年まで約70年にわたって録音し続けた、ほぼ最長記録保持者である。しかも晩年までレベルを落すどころか進化を続けた驚くべきピアニスト。1988年2月には来日してカザルスホールでリサイタルを行った。以後、亡くなる1995年まで、8年連続で来日したという。一度でも聴いたら敬意を表さずにはいられない芸術家である!
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