商品コード:1425-050[L'OISEAU LYRE] E.モリソン, J.ヴィヴィアン(s)/ J.C.バッハ:声楽作品集/ヴォクスホール歌曲集(抜粋4曲), 2重唱のカンツォネッタOp.4, Org協奏曲ヘ長調Op.7-2
商品コード: 1425-050
商品詳細:バッハの息子達の中で末っ子のヨハン・クリスチャン・バッハ(J.C. バッハ)が大バッハの次に大作曲家として認められているのが現状。モーツァルトと10数年同じ時代を生き親交が深かった。モーツァルト的な作風も感じられ、ロンドン、ミラノと訪れ各地の音楽を吸収した、誰の耳にも快い音楽である事は確か。モーツァルトとは親交を結び、モーツァルトはJ.C. バッハの曲を編曲して自身のPf協奏曲K.107に仕上げている。これはJ.C. バッハの中でも滅多に取り上げられることのない歌曲のためのLPである。録音は1956年のロンドンでモノラル録音された。もちろんサーストン・ダート博士の監修・指揮である。A面には全3巻12曲からなるヴォクスホール歌曲集~5曲を選んでソプラノ歌手、エリーゼ・モリソンのソロにサーストン・ダート指揮ボイド・ニールo.による伴奏で収録されている。このLP以外では非常に限られる録音である。1767~71年に出版された歌曲集で正式名は「ヴォクスホールで歌われたお好みの歌曲集」。ロンドンの公開庭園ヴォクスホール・ガーデンで歌われ、人気を集めた歌曲を集めた作品集である。B面は少々変わった構成で、まず、二重唱のための6つのイタリア語のカンツォネッタOp.4(全6曲)が全曲エリーゼ・モリソンとジェニファー・ヴィビアンの二人のソプラノ歌手により僅かなオケ伴奏で歌われる。ただし全6曲の前半3曲が終わった時点でサーストン・ダートがオルガン・ソロと指揮をとるオルガン協奏曲ヘ長調Op.7-2が挿入される。これは2楽章の比較的短い曲で、終了後、再び 二重唱のための6つのイタリア語のカンツォネッタOp.4(全6曲)の第4~6曲が歌われB面が終了する。何故6つの 二重唱の途中に挿入されたのか?それは、まずカンツォネッタOp.4は「ヴォクスホールで歌われたお好みの歌曲集」の通り、決して連続する6曲ではない。Op.4の6曲は「連続した6曲もの」として演奏する必要は元々ない。18世紀のロンドンの公開演奏会では、歌曲・アリア・器楽曲・協奏曲などを組み合わせてプログラムを構成するのが普通であった。そうした曲の性質を踏まえてダートは実演風な配置をとり、J.C.バッハのロンドン時代の演奏会プログラムを再構成した結果、その途中にOp.7-2を置いたと言うことだろう。これでヨハン・クリスチャン・バッハが当時のロンドンで行った演奏会の雰囲気が感じられる。このカンツォネッタOp.4はモーツァルトともハイドンとも異なる独自の世界感を持つ歌曲で傑作といってよい二重唱曲である。協奏曲ばかりが注目されるJ.C. バッハだが、この美しい歌曲たちに是非触れていただきたい。ほかに目立つ録音も無く完璧な決定盤! ステレオも存在するが1971年になって初めて発売された。
T.ダートの在庫一覧へ














