商品コード:1425-048[L'OISEAU LYRE] T.ダート/ ダウランド:器楽曲集「ラクリメ(涙のパヴァーヌ)」

[ 1425-048 ] Dowland / Philomusica Of London, Thurston Dart – Lachrimae


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商品コード: 1425-048

作品名:ダウランド:器楽曲集「ラクリメ・1604」(涙のパヴァーヌ)・ダート構成版/--Lachrimae Antiquae Pavan--Lachrimae Antiquae Pavan--Sir John Souch His Galiard--Lachrimae Antiquae Novae Pavan--The King Of Denmark's Galiard--Lachrimae Gementes Pavan--The Earl Of Essex Galiard--Lachrimae Tristes Pavan--M. Thomas Collier His Galiard--Lachrimae Coactae Pavan--M. Nicholas Gryffith His Galliard--Mrs Nichols Almand-- | --Lachrimae Amantis Pavan--M. Henry Noel His Galiard--Lachrimae Verae Pavan--Captaine Digorie Piper His Galiard--Semper Dowland Semper Dolens--M. Giles Hobies Galiard--Sir Henry Umpton's Funerall--M. Bucton"s Galiard--M. John Langton's Pavan--M. George Whitehead His Almand
演奏者:T.ダート指揮ロンドン・フィロムジカ
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:L'OISEAU LYRE
レコード番号:OL 50163
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---黄/金外溝, 11時にMade in England, 6時にLONDON, 厚手(グルーヴガード以前の厚手盤), マトリクス:TT-431-1E /TT-432-1E , 1958年頃製造分・英DECCAプレス
ジャケット:【英国でのオリジナル】---黒系楽譜デザイン・ラウンド折返両面コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 裏面6時にLONDON, ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:JU.58/2
トピックス:【初入荷の希少タイトル!】---1957年頃ロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1958年頃Éditions de l'Oiseau-Lyreにてコピーライト登録・同年英L'OISEAU LYRE:OL 50163(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル, 初入荷の希少タイトル, 1973年になってステレオ:OLS 164が発売されたが真正ステレオであるか不明, 内容では1604年の原版全21曲をそのまま演奏ではなく20曲を選びThurston Dartが曲順を再構成した演奏用版・7曲の「Lachrimae」を舞曲(Galliard、Almand等)と交互に配置した独自の組曲構成, 楽器は古楽器ではないが現代の弦楽器+古い弓/ヴィオール/リュート/チェンバロを混用した当時最高レベルの古楽的な楽器構成としている

商品詳細:ダウランド作曲の「ラクリメ」にはいくつかのヴァージョンが存在する。同時代のヨーロッパで随一の人気と知名度を誇った楽曲であり、器楽曲版だけでも東欧を除く諸地域で100前後の写本・刊本が残存し、ダウランドの存命時から後世に至るまで数多くの音楽家によってオマージュ作品が作曲された。比喩的な意味でも文字通りの意味でもダウランドの代名詞的な歌曲で、ダウランド自身、「涙のジョン・ダウランド」(中英語: "Jo: dolandi de Lachrimae")と署名することさえあった。大まかにリュート伴奏の歌曲集「流れよ、わが涙」がよく知られる。1600年出版らしい。しかしそれ以前の1596年に「涙のパヴァーヌ」(ラクリメ・パヴァン、"Lachrimae pavan")という題で器楽曲として作曲されたものである。1604年には、「ラクリメ」の編曲を集めた楽曲集『ラクリメ、あるいは七つの涙』(Lachrimae, or Seaven Teares)が出版された。ダウランド自身による器楽曲版には、リュート曲「ラクリメ」、リュート曲「ラクリメへのガイヤルド」("Galliard to Lachrimae")、コンソート(合奏)曲"Lachrimae antiquae"(1604年)などがある。ダウランドはまた楽曲集『ラクリメ、あるいは七つの涙』(中英語: Lachrimae, or Seaven Teares、ロンドン、1604年)を出版した。同書は、「流れる涙」のモティーフに基づく7つの「ラクリメ」パヴァーヌなどを収録している。T.ダート指揮ロンドン・フィロムジカの「ラクリメ」は1604年の器楽版「7曲のLachrimae」と思われたが、実のところサーストン・ダート博士が1950年代の研究・演奏事情に合わせて再構成した“演奏用版"「ラクリメ」らしい。1604年の原版では、7つの「Lachrimae」がかなりまとまって配置されているのだが実際のLPの曲順ではPavanとGalliardを交互に配置していて原版・1604と同じではない。ダートは原典の「7つの連続したPavan」をそのまま並べず、舞曲を挟み込んで長い組曲として再構成した編曲版としている。これは、より舞曲的・外向的な演奏とするためGalliard/Almandを交互に聴かせる組曲としている。これは1604年原典に基づく、サーストン・ダート編・演奏用再構成版といえる。したがって、1604年の楽譜を1950年代の古楽研究者が、当時としては非常に先進的な形で演奏した録音といえる。もちろんピリオド奏法ではなく全曲録音でもない。しかしただのモダン楽器による演奏ではなく1枚のLPに納めたダート編曲抜粋版としても誤りではない版なのである。1604年の原版は全21曲で内訳は7曲の「Lachrimae」→ その他14曲ある(7つのLachrimae、10のPavan、9のGalliard、2のAlmand)。ダート版は「涙のパヴァーヌ」と「陽気な舞曲」を交互に置く20曲である。欠けている1曲は「Mistresse Nichols Almand」で1604年の原版では20曲目にあたる。これは単なる収録時間の都合だけではなく、ダートの「組曲としての構成」に関係している可能性が高いと思われる。英国L'Oiseau-Lyre社はこの録音を戦後英国の「period-performance era」の黎明期を代表する録音として現在も扱っている。ダートはこの録音で、現代の弦楽器+古い弓、ヴィオール、リュート、チェンバロを混用している。当時可能だった最大限の古楽的な楽器構成で、最大限のLPとしての効果を追求して考え抜かれた録音であった!

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