商品コード:1425-046p[L'OISEAU LYRE] I.ネフ, R.ジェルリン(cemb) / F.クープラン:王宮のコンセール3番, トリオ・ソナタ「スタンケルク」
商品コード: 1425-046p
商品詳細:「王宮のコンセール」はフランス・バロック時代の大作曲家フランソワ・クープランが残した全4曲から成る室内楽曲である。これら4曲は 晩年の太陽王ルイ14世を慰めるため、毎週日曜日に王の前で演奏されていたという。コンセール(concert)とはバロック音楽においてフランス式の管弦楽組曲を指す用語。現在のフランス語でコンセールは「音楽会」の意味もある。17世紀のフランス宮廷で、御前演奏会(concert)において演奏するため、また楽器演奏を嗜みとする王侯達が宮廷音楽家を交えて合奏を楽しむために作られたのが始まりである。舞曲を中心とする小曲が数楽章連なった、おおよそ古典組曲と同様の形式を取る。フランス語では「コンチェルト」=協奏曲はconcerto(コンセルト)で区別される。なお、現代フランス語ではコンセールはコンサートの意味で用いられ、コンセール・パドルー、コンセール・ラムルーなどconcerts複数形 がコンサート・オーケストラの名称に付けられた。楽器の指定が柔軟で、チェンバロ(クラヴサン)の独奏としても、ヴァイオリン、フルート、オーボエ、ヴィオラ・ダ・ガンバなどの旋律楽器と組み合わせたアンサンブルとしても演奏できるように作られている。この録音ではチェンバロ2台用に編曲され、イザベラ・ネフとルッジェーロ・ジェルリンの大御所二人で演奏される。楽器は二人ともモダン・チェンバロと思われるが、時代的に古楽器があるはずもなく、違和感のない古楽器風の音で楽しんで聴ける。イザベル・ネフ( 1895 - 1976)はスイスのピアニスト、チェンバロ奏者。ジュネーブ音楽院でマリー・パンテスにピアノを、その後パリでヴァンサン・ダンディに作曲を、ワンダ・ランドフスカにチェンバロを学んだ。1936年、彼女はジュネーブ音楽院で最初のチェンバロ教師となった。その後、名誉教授となり、1975年に80歳で退職するまでその職を務めた。ルッジェーロ・ジェルリン( 1899-1983)はイタリア・ヴェネツィア生まれ。ミラノ音楽院でピアノを学び、その後1920年にパリに移り、ワンダ・ランドフスカに師事してチェンバロを学んだ。1940年までランドフスカと仕事を続け、特に2台のチェンバロを使ったコンサートではランドフスカと共演をした。1941年にイタリアに戻り、ナポリ音楽院のチェンバロ教師になった。二人とも多くの後進を輩出した先駆者である。近年では「王宮のコンセール」は室内楽としての演奏が主流だが、古い時代のチェンバロによる演奏も古典的で時代を感じさせる空気感がある。
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