商品コード:1425-013[DECCA] E.モリーニ(vn)/ フランク:Vnソナタ イ長調, モーツァルト:Vnソナタ41番K.481
商品コード: 1425-013
商品詳細:エリカ・モリーニ(1904 - 1995)は、ウィーン出身の女性ヴァイオリン奏者。1916年にデビューしたのち天才少女として有名になり1976年まで活躍した。7歳でウィーン音楽院に入学し、ホーマ・ローゼンフェルトに師事した。特に指揮者のアルトゥール・ニキシュはモリーニを高く評価し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団などに招いた。1920年から1921年のシーズンにはアメリカデビューを果たし、メトロポリタン歌劇場でアルトゥル・ボダンツキーと共演したほか、カーネギーホールでニューヨーク・フィルハーモニックと共演したり、リサイタルを開いたりした。米国での一連のコンサートは好評を博し、ヨーロッパに戻ってからも「同世代の中で最高の弦楽奏者の一人」という名声を勝ち得た。1940年にアメリカ合衆国へと移住し、1943年には市民権を獲得した。第二次世界大戦後にはヨーロッパでの演奏活動を再開し、1970年代まで、世界各地で演奏活動を行った。また、1953年にはアメリカ合衆国マサチューセッツ州のスミス大学から音楽博士の称号を受けた。1976年に引退した。晩年には、自身のストラディヴァリウスが盗まれてしまったほか、指使いやコメントを書き込んだ楽譜、レコード、写真、書簡も散逸した。フリッツ・クライスラーは「私の作品を、モリーニのようにすばらしく演奏することは、私にもできない」と述べた。ほかにも、指揮者のアルトゥーロ・トスカニーニやブルーノ・ワルターが、モリーニを賞賛した。音楽評論家のハラルド・エッゲブレヒトは、モリーニについて「流れるようなカンタービレと、叙情的で、そして気品ある響きをもって演奏するヴァイオリニスト、他のヴァイオリニストたちと異なり、加齢による技術的な衰えは見られなかった」と指摘している。録音は1955年頃Westminsterから始まり、ブラームスとチャイコフスキーの協奏曲で知られる。1960年頃米DECCAに移籍し1965年までに数枚の録音を残した。これは米DECCAでの初期録音。米DECCA音源の大半が欧州未発売だが1960年以降の米DECCAプレスの音質は改善され充分に鑑賞できる。1990年代から始まった女性ヴァイオリン・ブームの走りだが、彼女は1904年生まれという大先輩であり、美貌が武器の奏者とは一線を画する本物の実力派。女性らしい華があるが透明感がより勝り、抑制された華やぎがなんとも言えないアロマを醸し出す。2曲とも唯一の録音であり、どちらも奥ゆかしさを湛えた麗しい演奏である!
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