商品コード:1425-007[MELODIYA] T.ニコラーエワ(pf) / バッハ:トッカータBWV..911, BWV.913, BWV.914, BWV.916
商品コード: 1425-007
商品詳細:MELODIYAのゴシック盤オリジナル。ロシアのバッハ弾きとして有名なT.ニコラーエワによるバッハのトッカータ集である。ニコラーエワは晩年に、バッハを中心とした多数の録音を残しているが、彼女が残したゴシック時代のレコードの中でも、頂点の一つに数えられるのが当盤である。特に兄弟子であるS.フェインベルクが録り残したトッカータを非常にポリフォニックに弾き抜いた演奏で、ピアノによるバッハの解釈としては一つの理想型と言える名演である。タチアナ・ニコラーエワ( 1924 - 1993)は旧ソ連・連邦ブリャンスク県ベジツァの生まれ。モスクワ音楽院に入学してアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルとエフゲニー・ゴルベフに師事。1948年にモスクワ音楽院ピアノ科卒業。1959年にモスクワ音楽院の講師となり、1965年に教授となった。1950年に、バッハ没後200周年記念のライプツィヒ・ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールにて優勝。当地に出席していたショスタコーヴィチと生涯にわたる親交を結んだ。ショスタコーヴィチはニコラーエワのバッハ演奏に触発されて「24の前奏曲とフーガ」を作曲し、これをニコラーエワに献呈した。生涯に50点以上の録音を残し、とりわけバッハの鍵盤楽曲で著名であったが、西欧で有名になったのは後半生においてからであった。ソビエト連邦の崩壊後に、求められるまま欧米各地で演奏旅行を行った。1980年代後期まで録音を継続し、バッハの主要鍵盤作品を録音している。ニコラーエワは生涯現役を貫いたピアニストである。1993年11月サンフランシスコで行われたリサイタル中に脳動脈破裂で倒れ、急遽入院、昏睡状態が続いていた。その約1週間後、当地の病院で亡くなった。度々来日し、演奏会を行っていた。日本ビクターに「インヴェンションとソンフォニア」を録音したりと、日本とは縁があった。明瞭なタッチで綴られるニコラーエワの演奏には何時聴いても温かみが感じられる。バッハへの敬愛が常に感じられ、演奏を通して作曲家の意図を温かく伝える事を使命のように感じていることが理解される。アカデミズムの点では異論を唱える学者がいてもおかしくない点もあると思われるが、それも含めてニコラーエワの音楽とはそういうものであろう。メジャーなバッハの鍵盤作品を晩年に録音している。トッカータは1984年。人柄が滲み出たかのような慈愛に満ちた演奏が世代を越えて聴く者を癒してくれる。1980年代録音だが音質はすこぶる良い!
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