商品コード:1426-064[COLUMBIA] G.セル/ ドヴォルザーク:交響曲7番Op.70
商品コード: 1426-064
商品詳細:ジョージ・セル(1897 - 1970)は オーストリア=ハンガリー帝国時代のブダペスト生まれの指揮者。1946年、ラインスドルフの後任としてクリーヴランド管弦楽団の常任指揮者に就任した。決して一流とは言えなかった同楽団をさらに鍛え抜いた結果、程なく全米の「ビッグ・ファイブ」と呼ばれる第一級のオーケストラの一つとして高い評価を得るに至った。ドヴォルザークの音楽は故国の曲ではないが馴染み深い重要なレパートリーであった。録音でも既にSP時代に「新世界」交響曲やカザルスとのチェロ協奏曲を録音し、ドヴォルザーク音楽の権威の一人と目されていた。クリーヴランドo.とも後期三大交響曲など主要曲を録音している。スラヴ舞曲の全曲も当然のごとく録音している。ドヴォルザーク交響曲は7~9番の3曲のみ。7番は1回、9番が2回、実は8番は3回録音がある(表記は交響曲4番だが旧表記)。最初はDECCA・LXTで出ている(コンセルトヘボウo.)。セルは特別8番に愛着を持っていた?スラブ色のない演奏だが決して冷たく感じる事はない。9番ではなく7番がこれ程生き生きと鳴るオケはそう多くない。9番の影に隠れた曲ながらセルの手に掛かると不思議な魅力!このマジック!米EPIC録音の為、欧州ではCOLUMBIAレーベルから出るが非常に希少で滅多にない希少盤!セルが演奏するドヴォルザークはそれらローカル録音の本場物とは全く別物の演奏となっている。すっきり、さっぱりしているのだが実に味わい深い演奏なのである。単にさらさらと進行するだけでなく、早いテンポながら丁寧に細かい音を重ね、微妙なルバートによって個々のパートに生命力が宿っている。全てのパートが異なっていて飽きることがない。まさに考え抜かれた設計のもとに計算された演奏である。この録音のためにどれだけの時間が費やされたか想像が出来ないほどである。このような緻密な設計を実行できる指揮者は同時代には存在しないのではと思われる。カラヤンのように全てをルバートで通せば、練習やリハーサルは数分の1で済んだはずである。セルの細かすぎる微細な指示を完璧にこなせた団員だけがクリーヴランド管弦楽団に残れた事実を考えると、他の楽団に転職したほうがどれだけ楽が出来たかわからない。鬼の訓練を耐えられたエリート団員だけで演奏すればこのような演奏が可能だったようであるが、二度と再現不可能であることも事実である。セルが亡くなった1970年にピエール・ブーレーズが引き継いだが、録音さえままならなかった。1972年からシェフになったロリン・マゼールに至っては全く別の管弦楽団にしてしまった。
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