商品コード:1427-045[VSM] A.ロメロ(gt) / ロドリーゴ:アランフェス協奏曲, ある貴紳のための幻想曲
商品コード: 1427-045
商品詳細:「ギター界のロイヤルファミリー」と呼ばれるロメロ・ファミリーの末息子であるアンヘル・ロメロと世界的指揮者のアンドレ・プレヴィンがロンドンで共演したロドリーゴの2大ギター協奏曲。録音は1977年3月。アンヘル・ロメロは1946年スペイン・マラガで生まれた。父は伝説的なギタリストであるセレドニオ・ロメロ。父と兄弟とともに「ロス・ロメロス(ロメロ・ギター四重奏団)」を結成し、世界的な名声を博した。特に1960年代米国MERCURYに多くの録音を行った。ロメロ兄弟は2歳違いであるがスタイルは大きく異なる。兄ペペ・ロメロ(1944-)は明るく、強く、直接的で音量・音圧が大きいアタックが明瞭である。リズム感が強く、推進力がありスペイン作品では情熱的で、舞曲的なリズムを強く出す。弟のアンヘル・ロメロ(1946-)は父セレドニオの伝統を色濃く受け継いだ、比較的古典的で優雅なスタイルである。音色は丸く、柔らかいフレーズを大きく歌わせるテンポは比較的ゆったり、余裕がある。スペイン的な情緒をかなり自然に感じさせるスタイルである。アンヘル・ロメロはアランフェス協奏曲を得意としており、1967年11月にVictor Alessandro指揮 San Antonio Symphony OrchestraとMERCURYに最初の録音を行っている。SR 90488(+アンダルシア協奏曲)で発売された。このアランフェス協奏曲は2回目の録音となる。1970年代に入るとPHILIPSやEMIに録音を行った。オケのA.プレヴィン指揮ロンドンso.は非常に大胆に明るくオケパートを担う。MERCURYの旧録音ではまだ21歳アンヘル・ロメロの録音であり、アタックが比較的強い生き生きしたソロが印象的。新録音では31歳のアンヘル・ロメロが感情表現が内面的で落ち着いた演奏となり、間の取り方が悠然と自然体となり、オーケストラとの一体感が強い音楽を語る演奏に進化している。ここではギターをかきならす姿はない。ギターという楽器を使い、柔らかく、深い音楽へいざなう演奏となっている。オケは新録音のほうが品があり圧倒的に良い。ソロだけ見ればパワーは旧録音が強いが音楽しての完成度は新録音に軍配が上がると見た。
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