商品コード:1427-032n[ETERNA] A.シュトルテ(s) P.シュライアー(t) G.ライプ(br)/ ベートーヴェン:歌曲・重唱曲集(26曲)
商品コード: 1427-032n
商品詳細:一部の熱狂的なファンを除いて、大多数のレコード愛好家の方々にはまだまだシュトルテの素晴らしさが伝わったとは言い難い。このベートーヴェンの歌曲は彼女のベスト3に入ると信じる盤。シュライアーとの共演だが、片面はほぼシュトルテのソロ。その声は華やかなオペラ歌手とは対極に在る、家庭的で血の通った温かい声。透明感も併せ持つ可憐な声。形容が追い付かないが、本能的に「素晴らしい」と感じる歌手。天下の癒し系ソプラノの代表!シュトルテの傑作録音!当社発信の世界レベルの人気盤! 長年の宣伝が効いてきたようで最近シュトルテの名前もやっとウィキペディアに載るまでになった。ETERNAファンにはお馴染みのソプラノ歌手。アデーレ・シュトルテ(1932- 2016)は東独領シュペレンベルクの牧師の家に生まれる。1948年にポツダムでヨハン・ゼバスティアン・バッハの《クリスマス・オラトリオ》の上演に際して天使の声役で初舞台を踏み、当地のカントルであるカール・ランドグレーベの下で音楽を学ぶこととなった。1955年からドレスデン、ライプツィヒなどで宗教音楽の歌手として活動を始め、ドレスデン聖十字架合唱団やトーマス教会少年合唱団などと共演するようになった。1959年ミュールハウゼンで行われたバッハ音楽祭に参加して声望を高めた。1960年代からはバッハの作品を中心として録音活動を活発化。その時の録音が今我々を楽しませてくれている。マウエルスベルガー指揮「マタイ受難曲」への参加を見ても、いかに当時重要な宗教曲歌手であったかが窺われる。1972年に第一線を退いてからは後進の指導に専念。1990年から2005年までベルリン芸術大学で教鞭を執った。2007年にドイツ連邦共和国功労勲章を授与されている。2016年、84歳で他界したことがラジオから流れた。私がファンであることをよく知るドイツの友人が偶然放送を聴いて、即日電話をくれたことで2016年11月下旬には当社リストでその旨をお知らせすることができた。ひっそりと短いアナウンスで事実のみが語られ、あまり大きな扱いではなかったとのこと。ETERNAファンには大きなニュースであり、東西統一後の東独出身の音楽家に対する多少なりの配慮の足りなさを感じたのは筆者だけではあるまい。
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